スポーツバイクを買ってみたけれど、専用のポンプを持っていない!というみなさんのために、ご家庭にあるシティサイクル用空気ポンプでスポーツバイクに空気を入れる方法をご紹介します。
スポーツバイクに多くつかわれているバルブは「仏式バルブ」と呼ばれるタイプです。
「仏式→英式変換アダプター」です。これを使ってシティサイクル用ポンプで空気を入れてみましょう。
空気を入れる手順は基本的に専用ポンプの場合と同じです。
バルブの先端のネジを左に回して緩めます。
ネジの先端を指で押して「プシュッ」と一瞬空気を抜きます。
「仏式→英式変換アダプター」をバルブの先端にねじこみます。
ねじこんだ状態です。
バルブと空気入れが垂直になるように穴の位置を合わせて、挟み具で留めます。
この状態で空気を入れていきますがアダプターを利用する場合、専用ポンプと違ってバルブの密閉度が劣るのでポンピングをするとシューシューと空気が漏れる音がすることがあります。これは異常ではなくて、アダプターの構造上起こり得ます。そのため、ある一定以上空気が入らなくなったり、空気を入れるのに時間がかかることがあります。
使うポンプやタイヤ太さによって異なりますがタイヤ太さが700×28CのNESTO VACANZE-Iの場合、完全に空気が抜けた状態から100~120回ポンピングすることで実用的な空気圧になりました。
空気を入れ終わったら緩めていた先端のネジを締めます。
できました。
NESTOのスポーツバイクには仏式バルブアダプターが標準でついてきます。専用ポンプがなくてもシティサイクル用空気入れで空気を入れられるメリットと、十分な高圧まで入れるためには時間がかかるという仏式バルブアダプターの機能と限界を押さえて、スポーツバイクを楽しみましょう!
2016.05.12