2017.01.27
東京都では、自転車の安全利用に関する取り組みをさらに推進するため、『東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例』を改正し、平成29年2月1日に施行します。
今回改正された条例の主なポイントをご紹介します。この機会に自転車のルール・マナーをおさらいしていきましょう。
ポイント① 自転車ルール・マナー確認書の配布
条例を施行する2月1日から、交通ルールやマナーをまとめた『自転車ルール・マナー確認書』の配布を都内のすべての販売店で実施します。
こちらは、お客様が自転車を購入された際に一緒に配布されるチェックシートです。お客様には、記載された交通ルールを確認し、チェックを付けていただきます。すでに自転車をお持ちの方はここでチェックをしてみましょう。
cf:東京都青少年・治安対策本部(http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/kotsu/kakusyutaisaku/jitensha/seisaku-jyourei/jitensha-jourei/index.html)
ポイント② ヘルメットの着用
条例では、ヘルメットの着用をすべての世代に促しています。
自転車乗用中の死亡者の約7割が頭部損傷を主因として亡くなられています。そのような事故を防ぐために、大人も子どももヘルメットを着用しましょう。また、小さいお子様や高齢の方がいるご家庭では、ヘルメット着用の助言を行いましょう。
ポイント③ 自転車保険等への加入
条例では、自転車の事故による高額賠償事例が起きているため、損害賠償責任保険等の加入を促しています。自転車に乗る人は被害者だけでなく、加害者にもなります。もしものときに備えて、自転車保険に加入しましょう。
自転車による事故は何件あるの?
そもそも、東京都の自転車事故は何件起きているのでしょうか。
小池百合子都知事は、平成29年1月17日に行われた「自転車安全利用啓発の促進に関する協定」の締結式で、東京都内の自転車事故は全体的には減りつつある一方で、平成28年は自転車による死亡事故が36件あったことを報告しました。
cf:警視庁「自転車事故の推移(平成28年11月末)」www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/jokyo_tokei/tokei_jokyo/bicycle.files/001_28.pdf
データを見ても、自転車事故による死亡者数は減ってはいません。事故はみなさんにも起こり得ることだと考えて、今回の条例は東京都だけではなくひとりひとりが気をつけていきたいポイントですね。
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みんなで交通ルールを守り、安全・安心な社会を目指していきましょう!
2017.01.19
マルキン自転車は、1932年(昭和7年)よりおかげさまで87年が経ちます。
今回は、1960年前後(昭和35年前後)に利用されていたマルキン自転車をご紹介します。
その頃、日本ではサイクリングが人気となり、今では『ママチャリ』として定着している「買い物を目的とした女性向け自転車」の発売もされたという自転車にとってはとても重要な年代です。
こちらは、東京・品川区にある自転車文化センターにて昨年開催された『競技自転車の歴史展』に展示されていた『マルキン号高級車』です。